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ライフカラーカウンセラー認定協会

設立ものがたり

多肉植物
本業での社内の動揺がきっかけ

ライフカラーカウンセラー認定協会は、2009年に産声を上げました。
当社は、株式会社本物研究所の中のプロジェクト的位置づけでスタートしました。

そもそも、なぜこのような事業を世に広めようとしたのか?
実は、カウンセラーになる方の大半が、「自分自身が悩んでいたから」と答えています。
ライフカラーカウンセラー認定協会もそれに習っています。

協会の母体である、株式会社本物研究所は、株式会社船井総合研究所の創業者である故・船井幸雄が2003年に設立した会社です。

船井総合研究所とは、ご存知の方も多いと思いますが、役職員数471名(2014年12月31日時点)、東証大証1部上場、大阪と東京の一等地にオフィスを構える、コンサルタント会社では最大手と呼ばれる地位に四半世紀にわたって君臨し続ける企業です。

その船井総合研究所の舩井幸雄が「70歳になり、自身の使命を果たすため、本物を世に広めたい」と思いたち、設立した会社が株式会社本物研究所です。

本物研究所では、本物と呼ばれる商品を全国の販売店に卸売する「卸業」を営んでおります。日本各地から集め、というより、舩井幸雄の元に集まってくるものを吟味、選定、研究し、世の中を良くする使命の元、日々仕事に取り組んでいました。
協会を設立した当時の本物研究所は、会社設立から6年が過ぎていました。

 

会社が存続する間には本当にさまざまなことがあります。
その企業一つ一つには、映画が2、3本くらいは軽く作れるくらいのいろんな出来事や人間模様があります。

本物研究所の中でも、さまざまなことが設立6年がすぎる頃にはありました。
本物研究所という会社は、佐野浩一がトップを務めています。そして、ライフカラーカウンセラー認定協会も佐野浩一が代表を務めています。

佐野浩一は13年間英語の教師をしていました。その滑らかな語り口調ゆえか、女性にとてももてます。
そして一念発起し、舩井幸雄の元に弟子入りし、2年後、本物研究所の代表になりました。
本物研究所が6年過ぎた頃の佐野浩一はさまざまなことで悩んでいました。

特に悩んでいたことは、やはり「人」に関することでした。
社内の人間関係がどこかちぐはぐな、表面的にはうまくいっているようですが、何かが違う・・・。


どこでボタンを掛け違えたんだろうか・・・。
何が悪いのだろうか・・・。
どうしたらいいのだろうか・・・。
人の悩みというのは、本当に重く大きく心にのしかかります。

文書レビュー
出会いは絶妙なタイミング

時に、それは健康を害し、日常生活に支障をきたす場合もあります。

悩みぬいた佐野浩一が出会ったのが、協会の監修を務めている岡田繁雄です。
岡田繁雄は、人のスペシャリストという呼び方がぴったりきます。
佐野浩一も人に関する造詣はとても深いです。
その佐野浩一が「先生」と呼ぶ存在が岡田繁雄です。


岡田繁雄は、予防医学の知識やメンタルトレーナー、人材研修などに長けていて、その実績は素晴らしいものがあります。

自社のことで悩んでいた佐野浩一が相談を持ちかけました。
その後、岡田繁雄が本物研究所内で何度か研修を行いました。
その岡田繁雄を紹介したのは、本物研究所のとあるメーカーさんでした。

当初は、「商品売上アップのためのヒントになるよ」という触れ込みで引き合わされました。
しかし、その研修は、単に商品の売り方という範囲にとどまらず、社員一人ひとりの生き方にまでクローズアップされる内容でした。

そして、熱海での1泊2日の研修を経て、真の本物研究所に生まれ変わっていったのです。
その研修では、「本音を語る」というルールが存在していました。
社員一人ひとりが、上司や部下などの肩書きをはずし、一人のにんげんとして本音を語りました。

涙を流す者、感謝を伝える者、謝る者、普段の社内では見られないコミュニケーションがそこには存在していました。
私たちは、普段何気なく一日を過ごしています。


しかし、そこには必ず意識しなくてはならないことがあります。
それは、「近くの人への思いやり」ではないでしょうか。

ついつい空気のような存在になってしまい、「いて当たり前」の状態になってしまい、そのありがたみがわからなくなってしまうのがにんげんという生き物の性なのかもしれません。

熱海研修では、そのことに気づかせてくれました。
その研修を経て、本物研究所では慣れ合いではない厳しさを持った集団に生まれ変わりました。

ライフカラーカウンセラー認定協会が主催をする各種講座には、この熱海での研修がベースにあります。
協会を設立して何度も講座を開催していますが、毎回が筋書きのないドラマのようで、事実は小説より奇なりを地でいくような内容です。

そこに存在するのはまぎれもなくにんげん臭さです。
カウンセラーと言えどもにんげんです。
しかし、カウンセリングを実施するときには、そのにんげん臭さをいったん脇に置く必要があります。

講座の中では、そのにんげん臭さを手放す訓練をしていきます。
そして、進んでは戻る。それを繰り返し理想的なカウンセラーに近づいていきます。

佐野浩一は、協会を立ち上げる10年以上も前の教員時代に、カウンセリングを独自で学んでいました。
当時は、生徒と保護者のために。
今は、社員とそのお客様のために。

熱海の研修を経て、半年後ライフカラーカウンセラー認定協会が誕生しました。
さまざまな紆余曲折を経て今に至りますが、協会誕生の背景には以上のようなものがたりがありました。

そして、これからも、あの時の研修を忘れずに、あのエッセンスを皆さんに伝え続けていこうと思います。

                                    2012年10月
                         ライフカラーカウンセラー認定協会

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